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チューダーのダイバーズシリーズ、ブラックベイにブラックベイ54 37mmモデルが追加されました。今回は購入時に比較するであろう39mmモデルのブラックベイ58 と比較します。
ちなみに54とか58とかの数字はそれぞれリバイバル元となったダイバーズウォッチの発売年にちなんでいます。ブラックベイ54は1954年に発売されたRef.7922から。ブラックベイ58は1958年に発表されたRef.7924から来ています。正直分かりにくい。ケースサイズにしてくれ・・・。
ブラックベイ54とブラックベイ58の比較
名称 | ブラックベイ54 M79000N | ブラックベイ58 M79030N |
---|---|---|
外見 | ![]() | ![]() |
ケース径 | 37mm | 39mm |
ケース厚 | 11.24mm | 12mm |
デイト表示 | なし | なし |
防水性能 | 200m防水 | 200m防水 |
ムーブメント | MT5400 (COSC) | MT5402 (COSC) |
パワーリザーブ | 約70時間 | 約70時間 |
バックル調整 | “T-fit”クイックアジャストクラスプ | |
国内定価 | ¥490,600 | ¥504,900 |
ケースサイズ以外はほぼ一緒
表をご覧の通りケースサイズ以外はほぼ変わりません。その他に微妙な違いもあるのでひとつづつ見ていきましょう。
ケースサイズ・ケース厚の違い
この2mmのケースサイズがそれほど変わらないようで意外と違う。時計は小さいのでこれだけの違いでも見た目や付け心地に違いがでてきます。腕の太さでも違ってくるので写真では・・・ちょっとわかりにくいですね。特に腕が細めのメンズの方はブラックベイ54おすすめです。女性の方にも勧めやすいサイズです。カッチリ目の服装にも付けるのであればブラックベイ54の方が収まりがいいでしょう。
ブラックベイ54 37mm | ブラックベイ58 39mm |


バックルの調整機構の違い
古い方のブラックベイ58のバックル微調整は、ピンか爪楊枝が必要なタイプです。新型となるとブラックベイ54はピンが不要な調整方式となりました。
朝夕でも腕はむくんでサイズを変えたくなります。汗をかく季節でも調整したくなりますよね。そんな時はかなり重宝します。
定価の違い
定価の違いはありますが14,300円の違いでほぼ無いに等しいです。
外観の違い
リューズの違い
写真で見るとわかりやすいですがリューズが変更されています。ブラックベイ58は溝を掘ったようなデザインですが、ブラックベイ54はロレックスのようにしっかりと山が立っています。
ブラックベイ54のリューズ | ブラックベイ58のリューズ |


指が引っかかりやすい作りになりました。ブラックベイ58のリューズの方がモダンな印象ではありますね。
ベゼルの違い
外観で大きく違うのはベゼルでしょう。ブラックのモデルだけですが、ブラックベイ58は12時位置に赤い印があり色も文字盤と同じゴールドです。また12時から3時1まで分刻みの目盛りがありますね。
ブラックベイ54のベゼル | ブラックベイ58のベゼル |


ブラックベイ54にはそれがなくスッキリとした印象です。どちらも逆回転防止ベゼルなのは変わらず。
ラバーブレスを選択できる
ブラックベイ54にはラバーブレスもラインナップされています。ただしブラックベイ58にあるストラップやNATOストラップタイプは無し。


ラバーですが、バックルは調整できる仕様になっていて、フラッシュフィットもステンレスのものが付いています。かっこいいですね。
どちらを選ぶ?
腕周りが細め(15〜17cmぐらい?)の方はブラックベイ54を推したいですね。スーツスタイルに多用したい方も同様です。何よりバックルの微調整は重宝するのでそれだけでブラックベイ54はポイント高いです。
ただしブラックベイ58には他の材質やカラーも多くこちらも魅力的です。発売はかなり前なので中古市場も充実してるのも選びやすいですね。