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チューダーのブラックベイに新型が登場です。マスタークロノメーターの認定を受け色々と新しい仕様に変更されています。今回は旧型との違いを比べてみます。
ブラックベイは、チューダーが2012年に発表したダイバーズウォッチ。チューダーの歴史的なモデルを現代に蘇らせたデザインが特徴で、そのクラシックな外観と優れた機能性から、多くの愛好家から人気を集めています。
ブラックベイの特徴
- ダイバーズウォッチ
- ドーム型の風防
- 200m以上の防水性能
- 逆回転防止ベゼル
- 特徴的なイカ針の時針
- シンプルな文字盤デザイン
新型と旧型の違い
名称 | 新型 ブラックベイ M7941A1A0RU | 旧型 ブラックベイ M79230N |
---|---|---|
外見 | ![]() | ![]() |
ケース径 | 41mm | 41mm |
ケース厚 | 約13.6mm | 約14.8mm |
デイト表示 | なし | なし |
防水性能 | 200m防水 | 200m防水 |
ムーブメント | MT5602-U | MT5602 (COSC) |
認定 | マスタークロノメーター | クロノメーター |
パワーリザーブ | 約70時間 | 約70時間 |
バックル調整 | “T-fit”クイックアジャストクラスプ | |
国内定価 | ¥558,800 | ¥518,100 |
マスタークロノメーター認定となった
今までもクロノメーター認定は取っていてムーブメントの性能は十分でした。今回はさらに上のマスタークロノメーターを取得し、機械式時計としての性能も高めてきましたね。
クロノメーターはムーブメントのみの精度を見る検査ですが、マスタークロノメーターは時計として完成させてから、精度だけでなく耐磁や防水などの厳しい検査をする認定精度です。機械式時計の性能としては申し分ないはずです。
ケース厚が薄くなった
新型が約1mmケース厚が薄くなりました。たった1mmですが小さい時計です。付け心地はかなり変わってくるはず。もともと厚めの時計だったのでこれは嬉しいポイント。
バックルに簡単調整機能が付いた
バックルに“T-fit”クイックアジャストクラスプ(簡単調整)が付き、出先でも簡単に調整ができるようになりました。旧型も調整はできますが、爪楊枝やピンが必要でした。
このバックルはラバータイプのベルトにも付き、微調整可能です。
特徴的なバーガンディ(赤い)ベゼル
旧型のブラックベイ79220R以降、現行機では採用が無かったバーガンディ(赤)がベゼルに採用されました。これ以外の選択肢がまだ無いのが残念ですがそのうちラインナップされる事でしょう。
文字盤がマットなブラックからサンバーストに変更
ちょっと分かりにくいですが、文字盤がマットブラックからサンバーストに変更されているうようです。


好みは分かれそうですがよりサンバーストの方がクラシックな印象に近くなりますかね。
ベゼルとリューズのデザインが変更
ベゼルとリューズのエッジ部分のギザギザが彫り込まれて高くなりました。今までは溝を掘っただけのような作りでしたが、山が高く目立つ作りに変更。よりロレックスのサブマリーナに近くなりましたね。指の引っ掛かりは良くなるはずなので操作性良くなっているはず。見た目がかなり違うので好き嫌いは分かれそうですね。
リューズのロゴについては旧型はプリントでしたが、しっかりとした立体のロゴに変更。私的には新型の方が好きですね。旧型のリューズはインクが剥げそうで怖い。


5連ブレスとラバーブレスも選べるようになった
旧モデルは3連ブレス・革ベルト・NATOベルトの三種類でしたが、新型は5連ブレス・3連ブレス・ラバーブレスの三種類となりました。



フラッシュフィットが付いたラバータイプが個人的にすきですね。ダイバーズウォッチにはラバーが合います。
価格の違い
同じ三連ブレスモデルで比較すると、旧型が定価¥518,100、新型が定価¥558,800で新型が4万円ほど高いです。安く買いたいのであれば中古も出回っている旧型がいいでしょうが、新品で買うなら新型がいいですね。色の問題が無ければですが。
色々比べましたが、それほど大きな違いはありません。赤色がいい、ラバーがいいのであれば新型以外ありません。それ以外で選ぶのであれば旧型でもいい気がします。どれもクロノメーター認定は取ってるので。