毎年数多の時計好きが新作を予想し、散っているこのロレックス予想業界。
今年は新参者の私も参加してみようと思います。
そんなわけで今回は「2023年のロレックスの新作を予想しよう」をお送りします。
ちなみに予想するのはロレックスのスポーツモデルのみです。
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最近のロレックス新作の傾向を知りたい方はこちらをどうぞ。
https://watch-get.net/?p=270ロレックス新作予想の傾向と対策
ロレックスは出来た新作をとりあえず出すわけではなく、ある程度決まったルールに則り新作を出しています。まず今までのロレックス新作から、次に出てくるモデルにどのような傾向があるのかおさらいしていきましょう。
- 初代モデルの節目の年(デイトナ40周年など)
- ムーブメントの切り替わり(まだ切り替わっていないモデル優先)
- リニューアルされていない古いモデル
- 別素材で既に出ているモデル(ゴールドが出たから次は・・・)
初代モデルの節目の年
記憶に新しいのは2013年、デイトナ誕生50周年に発表されたプラチナモデル。〇〇周年モデルはこんな感じで今まで無かった材質や仕様で発表されるケースが多いです。

コスモグラフ デイトナ 116506
Cal.4130|材質:プラチナ
デイトナ誕生50周年の節目に登場。デイトナ初のプラチナモデル。文字盤の色もプラチナモデル専用のアイスブルーとなった。
グリーンサブやシードゥエラー Ref.126600も50周年モデルですね。このように50周年は特に特別感があるモデルが発表されています。
下に2023年に節目を迎えるモデルをまとめました。この中だとエクスプローラーⅠやⅡは2021年に新型が出てますし、サブシリーズも2020年に総入れ替えしています。アニバーサリーを理由に出すのであれば・・・今のところデイトナ一択となりそうですね。
- デイトナ 60周年
- デイトナ プラチナ 116506 10周年
- エクスプローラー 70周年
- サブマリーナー 70周年
- グリーンサブ 16610LV 20周年
- サブマリーナー ロレゾール(コンビ) 40周年
ムーブメントの切り替わり
ムーブメントが新しくなるタイミングも新型が出てくる目安になります。今のところスポーツモデルはほぼすべて現行の新型ムーブに置き換わっており、現行機種で変更されていないのはミルガウスのみとなりました。
となるとミルガウスの線も出てきます。もうとっくに廃盤になってもよさそうですがしぶとく残ってるあたり、ロレックスもミルガウスをやめる気は無いんでしょうかね。
ちなみにミルガウスが発売されたのは1956年です。来年は節目ではありませんが、新型が発表される可能性は高いと考えます。そのまま廃盤・・・もありそうですけど。

リニューアルされていない古いモデル
ムーブメントの切り替わりとも関連するのですが、長い間レギュラーで型番が変わっていないモデルも新作が出る可能性は高いです。こちらもミルガウスが当てはまりますね。
別素材で既に出ているモデル
ロレックスの新型発表ルールにはこんなルールもあります。例えば前年にゴールドのモデルが出た場合、次の年にゴールドとステンレスのコンビ、その次の年にステンレスのみのモデルが出るというようなルールです。
ただし2020年にロレックスはサブマリーナの新型発表の際、全モデル一気に出してきているので、これからはあまりこの形式にはこだわらないのかもしれませんね。
2023年、次に出る可能性が高いのはこの2つ
以上の事から私が予想するロレックス新作はこの2つに絞られます。まぁ大体の方が予想通りでしょうけども。
筆頭! コスモグラフ デイトナ
次鋒! ミルガウス
絞り込んだところで、次はどのようなモデルが発表されるかを検証していきます。
2023年発表 デイトナ予想
まずは一番可能性が高いデイトナから予想していきます。まず考えられるのはムーブメントのモデルチェンジです。現在のデイトナはcal.4130を積んでいますが、2000年の発表から20年以上が経過しています。これからを担う新しいムーブを発表するのであれば他のモデルの入れ替えがほぼ終わったこのタイミングは最適だと考えます。
新型ムーブはどう変わる?
では仮にムーブが新型に変わるとして、今のムーブからどう変わるでしょうか。私としてはフライバッククロノグラフの追加を一番に推します。
計測中にリセットボタンを押すことにより、針をリセットしすぐさま再計測出来る機能。クロノグラフよりも高度な機能とされる。
現状のデザインを大きく変える事無く、ムーブメントの変更で追加出来る機能なので、かなり現実的なんじゃないでしょうか。更に上位の機構となるスプリットセコンド クロノグラフも考えましたが、針の追加やムーブのメンテナンス性とも関わってくるため、可能性は低そうです。
この他にデイト表示やパワーリザーブの延長も候補として考えましたが、デイト表示はあまりレース用としての機能としては必要なさそうですし、パワーリザーブはすでに72時間を確保しているので必要ないと考えます。これ以上増やすのであれば今のケースサイズを大きくしなければいけないでしょうし。
と、いうわけでデイトナはフライバッククロノ搭載!と私は予想します!

一応参考画像を作ってみました。ベゼルは何となく特別感があるブルーに。無垢のホワイトゴールドで文字盤には赤文字で「FLYBACK」が入る?なんて妄想しておきます。
2023年発表 ミルガウス予想
続いてミルガウスについて。ミルガウスはムーブも旧型のまま、耐磁性能もオメガに大きく後れを取っています。ですが、毎年ディスコンかと思われながらも何年もホームページには残っていますね。
私的にはとても好きなモデルですし、これだけ長く引っ張っておいて無くなるなんてことはないんじゃないでしょうか。以上の事からミルガウスもリニューアルの確率は高いと考えます。
ミルガウスは耐磁性能を抑えデザインを全面に押し出し復活?
とは言ってもオメガの耐磁性能と肩を並べるのは至難の業。要となるシリコン製ヒゲゼンマイを導入するとは考えにくいですし、これなしであれだけの磁気に耐えるのは難しいでしょう。それこそシリコンに変わるゼンマイ素材を見つける必要がありますし、ムーブメントもかなりの手直しが必要になりそうです。
このことからロレックスは耐磁性能でオメガを追うことはせず、ミルガウスの思想とデザインを残し、そこそこの耐磁性能でリニューアルされるのではと思います。
ケースには2022年に発売されたエアキングと同じものが採用されるんじゃないでしょうか。

エアキング 126900
Cal.3230|材質:ステンレス
前モデル:Ref.116900
ミルガウスなどの余りパーツを使った廉価版的な位置付けだったエアキングがバージョンアップ。リューズガードが付き、ムーブも刷新。
ミルガウスもジャンルとしてはプロフェッショナルウォッチの位置づけなのでリューズガードが付くんじゃないかと予想します。ケースバックのみ防磁ケース仕様で若干の厚みが出そうです。
また、耐磁性能をそれほど重要視しないのであれば、文字盤側からの磁気も気しなくてよくなるためデイト表示もつくのでは?!と思ってみたり。これなら耐磁とデイト表示で医療関係者向けとしてもいいんじゃないでしょうか。
コロナ終焉の記念に限定モデルも出せそうですし・・・!

とにかくミルガウスのあのイナズマ針は本当にかっこいいので是非リニューアルして欲しい!
2023年 ロレックス新作予想まとめ
以上2023年のロレックス新作を予想してみました。当たるとは思えませんが、ちょっとぐらいニアミスしてると嬉しいですね。
みなさんはどんなモデルを予想しますか?
良かったらコメントください。
それではまた。