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メルカリやオークションサイトで高級時計は危険?!偽物を買う前に気を付けておきたい事

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先日メルカリで中古高級時計を購入したんですが、見事に偽物が届きました。画像で気づければ良いのですが、画像では判別できず、届いてから気付きました。

今回は事前に本物をショップで見ていたので気付けましたが、ネットでしか見たことが無いような方だと気付けないレベルの代物で、かなり偽物の質も上がっていると感じます。

そこで今回は高級時計をメルカリやオークションサイトで購入する場合、偽物を購入しないための注意点をお伝えしていきます。

今回の事もあり、私自身はメルカリやオークションサイトでの購入はお勧めしません。どうしてもここで買うしかない場合に参考にしてください。

本物かどうかを調べる

写真をしっかり確認する

そもそも本物かどうかはメーカーしか判断できないわけですが、情報が写真しかない以上写真を確認するしかありません。まずはしっかりと写真を確認しましょう。その際のチェックするポイントを紹介します。

メーカーの公式画像と見比べる

本物と見比べられれば一番いいのですがさすがにそうはいきません。まずはメーカーが出している商品画像と見比べてみましょう。(信頼のおける中古店の画像もおすすめ)衣類やバックの場合は判断が難しいですが、高級時計の場合小さな商品なので、作りの違いが細部に出やすいです。ねじの形や文字の太さ、ロゴの位置など比べてみて少しでも違和感があればやめた方がいいでしょう。特に高級時計の場合は同じ型番でデザインが変わる事はなかなかありません。(昔はよくありましたが)大袈裟ですが個体差は高級時計には当てはまりません。

チェックするポイント
  • 文字盤やベゼルの文字の大きさや太さ
  • 文字盤のインデックスのズレ、印字のズレ
  • リューズなどの小さな部分の仕上げの荒さ
  • 裏蓋の刻印が薄い(シリアルや型番など)

ブレスの作りやケース裏の画像をよーく観察しよう

最近の偽物はかなり本物に近づいていますが、やはり見えにくい箇所は手を抜いている印象があります。特に顕著に現れるのがブレスやバックルそしてケース裏です。

メーカーが出している写真でブレスの角や仕上げをよーくみてください。ほとんどの高級時計は角を少し丸めています。これは腕につけた時に痛くないように角を落としてるんですが、(意図的にしてないブランドもあります)こういったところに手が込んでいるのが高級時計です。

偽物はこういう細部の手を抜く傾向がありますから、本体はよくできていてもブレスに違和感があるというケースが多いです。

同じような理由で裏蓋の刻印がおかしいとか、シリアルの刻印がやたら薄いというケースが見受けられます。

ほとんど画像を載せていなければ怪しい

画像が無いのは論外です。メーカー写真そのままとか拾い画像の商品は避けましょう。またやたらピントが合っていない写真も危険です。

保証書・ギャランティーは付いているか

これも偽物商品によくあるケースで、比較的最近のモデルなのにギャランティがないのは怪しいと思ってください。メーカーのサービス履歴があれば尚いいですね。

ただしギャランティーがあれば間違い無いかと言えばそうではありません。過去には偽物に本物のギャランティを付けていたケースもあります。

シースルーバックのモデルはわかりやすい

メーカーのオリジナルムーブを搭載し、シースルーバックからムーブが見えるものはわかりやすいですね。流石にメーカーのムーブを作るとなるとコストがかかりすぎるのか、シースルーバックではないモデルの方が圧倒的に偽物が多いです。

写真以外で判断する

価格がやたら安いは要注意!

「安い!今買うしかない!」と、我を忘れて買うのは要注意。まずは落ち着いて確認しましょう。まずその時計の買取相場を調べてみましょう。最近では新品なら幾らと言った表示が多いので、なるべく中古での価格がいいですね。

大体その相場と同じぐらいなら怪しいです。同じ値段なのになぜ手数料を引かれるサービスを使うのでしょうか?怪しいですよね?買取店で買い取ってくれなかったから、その値段で出していると考えてしまいます。

高ければ安心というわけではないですが、安すぎるのは要注意です。

購入前に確認

本物かどうか自分なりに納得出来たら次は購入前のチェックです。

オーバーホール・メンテナンスはしてあるか

オーバーホールは高級時計にはつきものです。もし確認ができるのであれば、前回のオーバーホールがいつなのか確認しましょう。最悪受け取ってすぐ壊れ、オーバーホールに10万円!なんてこともありえます。古いモデルは特に注意しましょう。

ブレスのサイズは合うか

ブレスが短くなっているのであれば余りのコマがちゃんとついているか確認しましょう。革ベルトのモデルならベルトの劣化具合も見ておいた方がいいですね。革ベルトは特殊なモデルでなければ純正以外の安いベルトで取り換えられます。

気になる傷や故障は無いか

細かな傷であればメーカーや国内の時計屋で仕上げ作業を行いある程度消す事が出来ます。ですが深い傷やガラスの傷、ベゼルの傷や割れはどうしようも無く、メーカーで修理しようものなら多額の費用がかかります。

そうならないために、画像を確認し出品者にガラス傷などが無いか確認しましょう。

出品者の評価や出品中の商品を確認する

評価が無い場合や点数が少ない場合は注意が必要です。出品者が出品している他の商品も怪しいものが無いか見てみましょう。

「キズが多く使用感があるから大丈夫」ではない!

最近では偽物と気づかず使っていたものを出品している方もいます。今までそうとは知らず使っていたものなので当然キズも汚れもあります。わざと使用感を出すケースもあるようです。

それでも偽物が届いたら

いくら相手に急かされても完了ボタンを押さないようにしましょう。これはコメントに「ノーリターン」とあってもです。そもそも偽物の出品自体が禁止されているので、完了ボタンを押さない限りはこちらが有利です。まずは相手に偽物だった事を伝え返品の意思を伝えましょう。それでも返事が来ないようであれば運営にすぐ連絡です。

完了ボタンを押してしまった

届いた時には本物だと思っても後で気づく場合もあるでしょう。その場合も本部に連絡しましょう。その際は明確な根拠があれば尚いいですね。完了後でも運営が動いてくれる場合があります。ただ完了しているので不利にはなります。まずは完了ボタンを押さない事です。

最後に

長くなりましたがどうしてもメルカリで欲しい時計があった場合に参考にしてください。私はもう怖くて買いたくないですけどね・・・。やはり中古時計を買う場合は実績があってメンテナンスもしてくれる中古販売店にした方が無難です。

それではまた。

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