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Bose QuietComfort® Earbuds の良いところ・悪いところ・気になるところ

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Bose QuietComfort® Earbudsを購入しました。これで私のワイヤレスイヤホンの使用歴は5代目になります。

満を持して発売した、BOSE渾身のANC対応イヤフォン。33,000円という安くはない価格ですが、発売を楽しみに待っていました。

今回は今まで使用した機種との比較も交え、最新型のBose QuietComfort® Earbudsの良いところと悪いところ、買う前に気になっていたポイントなどをお伝えしていきます。

こまかい性能についてはメーカーサイトをみていただくとして、Bose QuietComfort® Earbudsの大きな特徴はこのあたりになります。

Bose QuietComfort® Earbudsの主な特徴
  • アクティブノイズキャンセリング機能
  • BOSEが誇るいい音
  • 快適な装着感
  • クリアな通話
  • 防滴仕様

次に気になっていたポイント。購入前に他の機種と比べてどうなのか気になる箇所がいくつかありました。

Bose QuietComfort® Earbudsの気になるところ
  • ノイズが入ったり切れやすくない?
  • ケースから出すとすぐ接続される?
  • 片耳だけでも使える?
  • 操作はしやすい?
  • ケースの使いやすさは?
  • 電池の持ちはいい?わるい?
  • 耳垢は付きやすい?
  • アプリではどこまで設定できる?

以上の項目に分けて一つずお伝えしていきます。

Bose QuietComfort® Earbudsの特徴について

Bose QuietComfort® Earbuds を一週間使用しての評価

ノイズキャンセリング機能はいままでになく良い

まずはこの機種のメインの機能といってもいいノイズキャンセル機能です。どんな機能か簡単に説明すると、通常イヤホンをしていても聞こえてしまう、外界の音(車の騒音、電車の音、人の話す声などなど・・・)を機械的に消してしまう機能です。

私が使用したことがあるノイズキャンセル機能付きモデルは、ソニーのwf-1000xm3ですが、これよりも明らかにノイズキャンセル機能が高いです。

wf-1000xm3はノイズキャンセルを付けると騒音が全体的に小さくなったと感じる程度でしたが、Bose QuietComfort® Earbudsは大きな音以外はほぼ聞こえなくなり、大きな音は遠くで鳴ってる程度になります。
最近は地下鉄などでも窓を開けるのが普通で、普通のイヤホンでは音楽もまともに聞こえませんでしたが、このイヤホンであれば万事解決。
雑音がかなり減るので音量も無駄に上げずに済み、耳にもいいのではないでしょうか。

あまりに音が消えるので、外を歩く場合はノイズキャンセルは付けない方が無難です。左のイヤホンをダブルタップすると、外の音を取り込む設定に切り替えできます。

ただし歩くときに気になる音が

いい事ばかりではありません。先ほど言ったように外を出歩く場合は危険なのは当たり前ですが、歩いていると自分の足が地面につく際の振動が、大きな音ではないですが「ドン、ドン、ドン」という音として、イヤホンから聞こえてきてしまうのです。

これはノイズキャンセルの設定を変更してもほぼかわらず、外音を取り込む機能が影響しているんでしょうか?今後もし機能追加が叶うのであれば、外音取り込みとノイズキャンセル機能両方の停止が出来ればありがたいです。

BOSEが誇るいい音なのか?

私はBOSEの製品を今回初めて購入したため、BOSEの音か?と言われると正直よくわかりません。

ただ、いままで使ってきた機種の中ではトップクラスにいい音だと感じました。確かに低音が強調され広がりがありますし、それだけではなく高音部分もしっかりと再現されています。
個人的にはwf-1000xm3と同等以上の音と感じました。あまり悪口は言いたくありませんが、初代AirPodsのシャカシャカ音とは全く違います。

快適な装着感

Bose QuietComfort® Earbudsはカナル型にシリコンのフックが付いたような形状です。付けてみて感じたのは、インナーイヤー型のつ付けやすいけど取れやすい部分と、通常のカナル型のシリコン部分が耳穴に圧迫感を与える感じが丁度よく改善されていると感じました。

Bose QuietComfort® Earbuds のよく考えられたイヤーピース

AirPodsのマフラーにかすっただけで取れちゃう感じもないですし、カナル型の耳を抑えられて気持ち悪い感じも少ないですね。
確かにメーカーが言うように長時間付けていても疲れにくです。

まだランニングなどには使用していませんが、軽く走った時も取れそうな感じはありませんでした。

イヤーピースは大・中・小のサイズで三種類付属しているので、ほとんどの人は問題なさそうです。ですが他のイヤーピースでは代用できない形状なのでこの三つが合わないと厳しいです。今後サードパーティ製のピースが出てくると嬉しいですね。

Bose QuietComfort® Earbuds イヤーピースを外したところ
Bose QuietComfort® Earbuds イヤーピースを外したところ
イヤーピースを外したところ

クリアな通話

ものによってはほぼ通話には使い物にならないモデルもあるワイヤレスイヤホンですが、このモデルは問題ありませんでした。
まだそれほど通話には使用していませんが、ソニーのwf-1000xm3は通話を初めても聞こえにくくて結局スマホに切り替えて通話していましたが、Bose QuietComfort® Earbudsは問題無く通話可能でした。
風の強い日でしたが相手の声もしっかり聞き取り出来ましたね。

Bose QuietComfort® Earbudsの気になるポイント

ノイズが入ったり切れやすくない?

約5日間使用しましたが今のところ音切れやノイズ発生はありません。都内の比較的混んだ電車にも乗りますし、日曜の渋谷も歩きましたが、全くそういった事はありません。これに関しては今のところ文句なしです。

過去に私が使っていたソニーのwf-1000xm3は、音や使い心地はとても好きだったのですが、何故かapplewatchと一緒につけると、著しく音切れやノイズが発生してしまうという現象が起きました。
Twitterでもそういった報告が上がっていたので、私だけでは無かったのでしょう。その後妻にそのイヤホンを渡しましたが、applewatchなしでも、比較的音切れとノイズは発生しているようです。

ケースから出すとすぐ接続される?

ケースから出せばすぐに接続されます。airpodsとiPhoneの接続速度ほどではないですが、他に使っていたものより早い印象です。

それと他の機種ではあるのですが、ケースから出して耳につけたのに待っていても繋がらない、片方だけなぜか繋がらないといった事も今のところありません。

片耳だけでも使える?

右耳のみであれば片方のイヤホンだけで再生できます。残念ながら左のイヤホンだけでは使えませんでした。

正確には使えないことはないんですが、ケースを開けておくか、右のイヤホンもケースから出しておけばできなくはないといった感じ。
要するに右のイヤホンが充電状態か電池がなくなれば使えないってことですね。私は片側だけ付けて家事などをする場合があるのですが、ちょっと不便です。

操作はしやすい?

本体の操作方法はタップ式で、基本操作がダブルタップか長押しの二種類になっています。そのためワンタップで誤動作する事が無く、その点は使いやすいですね。wf-1000xm3はちょっと触っただけで誤作動してイライラしました。
ですが、現状イヤホンから操作できるのは下記の項目だけです。

Bose QuietComfort® Earbudsのタップ操作
  • 再生・停止(右イヤホンダブルタップ)
  • ノイズキャンセルの切り替え(左イヤホンダブルタップ)
  • 曲送りまたはバッテリー残量確認の選択式(左イヤホン長タップ)
  • Siriなどの音声コントロール起動(右イヤホン長タップ)

さすがに二種類のタップ方法では限度がありますが、個人的には音量調整と曲戻しあたりは欲しかったです。せめてSiriの起動を曲戻しに切り替え出来るといいですけどね。

ちなみに着信の受話は右イヤホンのダブルタップ、拒否は右イヤホンの長押しです。

イヤホンからの操作性については普通といった感じです。

ケースの使いやすさは?

Bose QuietComfort® Earbuds 本体ケース

まずケースの大きさはairpodsなどと比べると1.7倍ぐらいの大きさがあります。それなりにデカいです。まぁ最近のはこのぐらい大きいのも珍しくはないですが、ポケットにスマートに収まる感じではないですね。

次に開けやすさですが、これはちょっと問題あり。

Bose QuietComfort® Earbudsのケースはちょっと開けにくい
ボタンは出っ張りが少なく・・・
強く押し込まないと開きません

中央のボタンを押し込んで開ける方式なのですが、比較的押し込まないと開きません。これのおかげでバッグの中で勝手に開く可能性は万が一にも無さそうですが、使っていて一番使いにくいと感じたのはここでした。

wf-1000xm3やairpodsなんかは指で押し上げればあけられたのですが、これは指で強く押す必要があるので、人によっては両手を使わないとでしょうし、爪を伸ばしている方なんかはさらに開けにくいんじゃないでしょうか。

これはそのうちボタン部分を押しやすくした、ケースが開けやすくなるシリコンケースなんてのが発売される気がします。(願望)

電池の持ちはいい?わるい?

メーカー公表ではイヤホン本体で6時間、ケースで2回分の充電が出来るので、再生時間は合計18時間となります。使っている感覚では今のところ電池の持ちはこれ通りといった感じ。

airpodsがケース含め最大24時間ですから、電池の持ちはわるいと感じる方もいるかもしれませんね。イヤホン自体は6時間持ちますから、通勤やお出掛け中に切れることはほぼ無さそうですが、充電し忘れで突然切れるのは気を付けないとです。

ワイヤレス充電も対応しているので、私はワイヤレスで帰ったらそこに置くようにしています。これなら充電し忘れは防げますし。
ちなみにケースの前面に充電インジケータが付いているので、イヤホンを出す時などにちょくちょくチェックしておくといいです。

Bose QuietComfort® Earbuds の電池残量
本体の電池残量はインジケーターで表示

耳垢は付きやすい?

イヤーピースの素材のおかげか、付くには付きますがあまり付きにくく、また付いても手で掃えばすぐとれる印象です。色も二種類出ているので、気になる方はホワイトもおすすめです。

Bose QuietComfort® Earbuds の耳垢それほど付かないし取りやすい印象
耳垢それほど付かないし取りやすい印象

アプリではどこまで設定できる?

まずメインで使用する機能だとこのあたりになります。

アプリで設定可能な項目
  • 音量
  • ノイズキャンセルの程度
  • お気に入りの設定(お気に入りのノイズキャンセルレベル)
  • Bluetoothの接続先設定
  • ショートカットの設定(バッテリー残量の確認か曲送りの切り替え)
メインの画面
使い方もアプリ内にあります

設定項目は少ないですが、必要なものがシンプルにまとまっている印象です。わかりやすくていいですね。
ただ「お気に入り」は好きな機能を割り当てるのではなく、「お気に入りのノイズキャンセルレベル」のことでちょっとわかりにくいです。

この代わりに「ショートカット」の設定が出来るのですが、こちらは電池残量の確認か、曲送りの二つからしか選べません。

ショートカットの設定は二つから
お気に入りはノイズキャンセルレベルの設定

このほか細かなところではこのような設定項目がありました。

  • イヤホンの名前変更
  • 装着検出(装着、外した場合の動作設定)
  • 通話中の自分の声の設定
  • 言語設定・音声ガイドの有無(日本語がヤバい)
  • 音声アシスタントの設定(Siri? google? Alexsa?)

Bose QuietComfort® Earbudsおすすめです

以上ボーズの新型ノイズキャンセルイヤホンについてでした。

個人的に不満な点は、ケースの開けにくさ、歩いている時の音、左耳だけで使えない事ですが、そのほかは色々使ってきた中でも文句なしの性能です。
BOSEユーザーは安心して買っていいんじゃないでしょうか。
BOSE初めてという方も、操作系や使いやすさもとても考えられているので、ワイヤレスイヤホン初心者にもおすすめできます。

以上Bose QuietComfort® Earbudsの購入レビューでした。

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