リコーのGR3いよいよ発売ですね。
発表されている情報を見るに、それはそれは素晴らしいコンデジに仕上がっているようです。
※結局GRⅢ買いました。レビューはこちら。
それではさっそくGRⅢについて語りましょう!!
と言いたいところですが、富士フィルムLOVEな私としては、GRⅢに先がけて発売された富士フィルムのコンデジXF10の話をしておきたいのです。
私発売日にXF10を購入しました
買いましたとも発売日に。それも気に入っていたX100Fを売っての大英断。
あれから5ヶ月。
結局XF10は使わなくなりました。
今回は、XF10を買ったけど使わなくなった原因をしっかりと整理しGRⅢに備える。そんなお話です。
まずはXF10をどうして使わなくなったのか。ここを整理していきます。
XF10を使わなくなった理由
レンズキャップを外して撮影の面倒さ
小さな事ですが、これが個人的には一番大きな原因でした。私の撮影スタイルなんで恐縮ですが、基本的にレンズキャップは付けたくないんですね。
いちいち外すの面倒だし、撮りたいときにひと手間入るのが凄く嫌なんです。
そのため今まではレンズに必ず保護フィルターを付けていました。これなら最悪ぶつけても傷つくのはフィルターで、フィルターを変えれば良いだけでレンズは守れます。
XF10にはフィルターが付けられず、キャップが必須なのは知っていましたがいざ使ってみると、外して撮るというテンポの悪さが気になって仕方ありませんでした。
フォーカスが合いにくくピントが合うまで時間がかかる
これもフォーカス方式が位相差ではなくコントラストAFだった時点で、何となくわかっていたことですが、やっぱり遅いです。
とくに動くものや子供となるとXF10のオートフォーカスではまず難しいでしょう。
また室内などちょっと暗い場面ではさらに迷う事も多く結局X-pro2を持ってきて撮る事が多々ありました。
ボタンを押してからの反応が遅い
ボタン操作からの反応が遅いです。いわゆるレスポンスというやつですが、最近の機種やスマホに慣れてしまっている我々からすると、イライラするレベルに感じてしまいました。
とくにボタンでのフォーカスポイントの移動は遅くて仕方ない。
タップでの操作を念頭にしていたためかもしれませんが、富士フィルムの上位機種では、フォーカスレバーでサクサク移動できるだけに、せっかく付いているレバーがもったいないと感じます。
良いところもある。安さとか小ささとか富士の色とか
色々とXF10にとってマイナスとなる事を書いたわけですが、XF10にもいいところはあります。
XF10のいいところ
安い
いまでは安くて4万円台で購入できます。
APS-Cセンサー搭載機のコンデジとしてはこれは強みでしかありません。かたやGR3は発売前ですが、大体11万円ほど。GR3と比べると倍以上の差があります。
小さい
大きさもこの大きさのセンサーを搭載している機種のなかではかなり小さく、そっとバックに忍ばせるのは問題なしです。そっと胸ポケットに・・・はちょっと厳しそうですが。
写真は富士の色
撮影画像にも富士の色がしっかりと出ています。長いこと富士のカメラを使っていますが、ちゃんと富士フイルムの色が出てると感じます。
今回のまとめ
富士フィルムは大好きですが、XF10は私には合いませんでした。こんな事で富士フィルムファンをやめる事はありませんが、XF10に関してはちょっと詰めが甘いなぁと感じてしまいます。まぁ安いので仕方がないといえます。
結局のところ私がしっかりと店頭で実機を確認して購入すればよかったのです。
私の事は嫌いになっても!富士フィルムの事は嫌いにならないでください!
さて、それではGRⅢの検討に入ろうと思います。
皆さんはGRⅢとXF10どちらが気になりますか?
それではまた。