今回は富士フィルムの単焦点レンズを色々と機能的に分けて表にしてみました。私も選ぶ際にフォーカス方式がどうなっているとか、レンズでMF/AFの切り替えが出来るのはどれかとか、意外とわかりにくかったので作ってみました。価格は例によってリンク先のアマゾンでご確認ください。
サイズ比較や寄れるかどうかの比較はこちらの過去記事をどうぞ。
■富士フィルム フジノンXF単焦点レンズ大きさ・重さ比較
■実際どこまで寄れるのよ?!富士フィルム XFレンズ最短撮影距離比較
防塵・防滴・耐低温構造付き単焦点レンズ
レンズ名称・イメージ ※リンク付き |
防塵・防滴・耐低温構造 |
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XF16mmF1.4 R WR | 防塵・防滴・耐低温構造 |
NEW! |
防塵・防滴・耐低温構造 |
XF35mmF2 R WR | 防塵・防滴・耐低温構造 |
XF90mmF2 R LM WR | 防塵・防滴・耐低温構造 |
防滴機能が付いているのはXF16・XF35F2・XF90の三本。どれも最近発売されたレンズです。最近の富士は防滴・防塵機能付きレンズに注力しているようで、今後発売予定の、XF23F2やXF50F2、XF80のマクロなんかも全て防塵防滴のようです。
F値順一覧
レンズ名称・イメージ ※リンク付き | 最大口径比(開放絞り) / 最小絞り |
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XF56mmF1.2 R APD / XF56mmF1.2 R | F1.2 / F16 |
XF16mmF1.4 R WR | F1.4 / F16 |
XF23mmF1.4 R | F1.4 / F16 |
XF35mmF1.4 R | F1.4 / F16 |
NEW! |
F2 / F16 |
XF35mmF2 R WR | F2 / F16 |
XF90mmF2 R LM WR | F2 / F16 |
XF18mmF2 R | F2.0 / F16 |
XF60mmF2.4 R Macro | F2.4 / F22 |
XF27mmF2.8 | F2.8 / F16 |
XF14mmF2.8 R | F2.8 / F22 |
お次は開放F値順の一覧です。一番F値が低い(明るい)のはXF56のF1.2。このF値と画角ならそりゃあボケるでしょうね。富士一押しのポートレートレンズというのもうなずけます。それでも撮影距離範囲が70cm~と寄れなさすぎるので、万能レンズというわけにはいかないですね。
次点ではF値が1.4のXF16F1.4・XF23F1.4・XF35F1.4の三つ。このあたりは画角的にも使いやすくオススメです。XF16は重かったり、XF35は画角的に慣れが必要ではありますが。
フォーカス方式一覧
レンズ名称・イメージ ※リンク付き |
フォーカス方式 | 内蔵モーター |
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XF14mmF2.8 R | インナーフォーカス | STM(ステッピングモーター) |
XF16mmF1.4 R WR | フローティングフォーカス | DCコアレスモーター |
XF18mmF2 R | 全郡繰り出し | DCコアレスモーター |
XF23mmF1.4 R | インナーフォーカス | DCコアレスモーター |
XF27mmF2.8 | インナーフォーカス | DCコアレスモーター |
XF35mmF1.4 R | 全郡繰り出し | DCコアレスモーター |
NEW! |
インナーフォーカス | STM(ステッピングモーター) |
XF35mmF2 R WR | インナーフォーカス | STM(ステッピングモーター) |
XF56mmF1.2 R APD / XF56mmF1.2 R | インナーフォーカス | DCコアレスモーター |
XF60mmF2.4 R Macro | インナーフォーカス | DCコアレスモーター |
XF90mmF2 R LM WR | インナーフォーカス | クアッドリニアモーター |
XF90mmF2 R LM WR | インナーフォーカス | クアッドリニアモーター |
続いてフォーカス方式です。これは私も実際にXF18を買ってみて気付いたんですが、 XF18はオートフォーカスすると凄く(私感です)煩かったんですね。フォーカススピードも遅い。そこでよくよく調べてみると、フォーカス時の駆動(レンズを動かす)方式にもいろいろあって、全郡繰り出し式だったりインナーフォーカス式だったり色々ありました。そんなわけでまとめてみたんですが、一応体感としてAFのスピードが早い順でインナーフォーカス > フローティング F > 全郡繰り出し といった順番で、静音性でも同じ順番になります。
一応全郡繰り出し式はAFの信頼性が高いのでそれほどスピードや煩さが気にならなければ気にする事ではないと思います。
AF/距離指標 MF切替機構付きレンズ (レンズ側でAF/MF切り替え出来るレンズ)
レンズ名称・イメージ ※リンク付き |
AF/距離指標 MF切替機構 |
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XF14mmF2.8 R | 有り |
XF16mmF1.4 R WR | 有り |
XF23mmF1.4 R | 有り |
富士の単焦点レンズは一部手元でAFとMFの切り替えが出来ます。この機能はマニュアルフォーカスを使わない方は必要ない機能ですが、私はマニュアルフォーカスを使いだしてからとても重宝しています。他のレンズはカメラ側のレバーで操作しますが、このレンズは手元でカチカチと切り替え出来るので咄嗟のAF/MFに威力を発揮します。
絞り羽根枚数一覧
レンズ名称・イメージ ※リンク付き |
絞り形式 |
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XF14mmF2.8 R | 羽根枚数:7枚(円形絞り) 1/3ステップ(全19段) |
XF16mmF1.4 R WR | 羽根枚数:9枚(円形絞り) 1/3ステップ(全22段) |
XF18mmF2 R | 羽根枚数:7枚(円形絞り) 1/3ステップ(全19段) |
XF23mmF1.4 R | 羽根枚数:7枚(円形絞り) 1/3ステップ(全22段) |
XF27mmF2.8 | 羽根枚数:7枚(円形絞り) 1/3ステップ(全16段) |
XF35mmF1.4 R | 羽根枚数:7枚(円形絞り) 1/3ステップ(全22段) |
NEW! |
羽根枚数:9枚(円形絞り) 1/3ステップ(全19段) |
XF35mmF2 R WR | 羽根枚数:9枚(円形絞り) 1/3ステップ(全19段) |
XF56mmF1.2 R APD / XF56mmF1.2 R | 羽根枚数:7枚(円形絞り) 1/3ステップ(開放絞りのみ1/2ステップ、全23段) |
XF60mmF2.4 R Macro | 羽根枚数:9枚(円形絞り) 1/3ステップ(全20段) |
XF90mmF2 R LM WR | 根枚数:7枚(円形絞り) 1/3ステップ(全19段) |
私は全く気にしていませんでしたが、どうやらボケの塩梅なんかが変わってくるらしく、一応表にしてみました。参考までにどうぞ。
まとめ
いかがだったでしょうか。やっぱり最初は色々機能とか使い勝手とか、買って見ないと解らない事も多いですよね。実際私も多々散財いたしました・・・。皆さんは寄り道が少ないように気を付けてください。
まぁ色々買って試してみるのも楽しいですけどね。
それではまた。